こんにちは、釣りケン(turiken753)です!
今回はルアーとの接続にスナップとスプリットリングどちらを用いるかについて、その使い分けを中心に説明していきたいと思います。
なぜスナップやスプリットリングを用いるのか
ラインとルアーの間にスナップやスプリットリングを入れる理由は、
- リーダーをルアーに直結するとルアーに”遊び”がなくなり、ルアーの動きが制限されることがある
- ルアーチェンジの際に毎回結び換えが必要になる
からです。
ルアーに本来の動きを発揮してもらい、さらにルアーチェンジも簡単にする、そのためにスナップやスプリットリングが用いられています。
接続器具の種類
接続器具は大きく
- スナップ
- スプリットリング
の2種類 に分かれます。
どちらもメリット、デメリットがあるので、その特徴や使い分けについて解説していきたいと思います。
スナップ、スプリットリングの特徴
スナップの特徴
- スプリットリングよりもルアーの脱着が簡単、手でも脱着可能
- 同サイズのスプリットリングより直線強度に優れる
スナップのメリットはなんといってもルアーの脱着が簡単なことではないでしょうか。
手で簡単にリングを開くことができ、簡単にルアーを交換することができます。
ただし、脱着が簡単なだけあって、金属疲労を起こしやすく、何度も使うと強度が低下してしまうことがあります。
また、直線強度に優れるものの、横方向の力に弱い、ルアーアクションに影響を与えてしまうことがあるといったデメリットもあります。
スプリットリングの特徴
- 金属疲労を起こしにくい
- 円形なため横方向からの力にも強い
スプリットリングは、ルアーの脱着にスプリットリングプライヤーを要するものの、金属疲労を起こしにくく、横方向の力にも強いという特徴があります。
スプリットリングプライヤーも慣れれば簡単に使え、ルアーフィッシングの必須アイテムですので、是非使いこなしましょう。
シマノのミニリングプライヤーはプライヤーとしてだけではなく、ラインカッターの役目も果たしますので、最初のプライヤーにおすすめの一品です。
20 cm大のプラグに高強度のスプリットリングを接続する場合には、よりパワーが出るプライヤーを選びましょう。
スナップが向いている釣り
- エギング
- シーバス
- 根魚
- フラットフィッシュ など‥
強度よりもルアー脱着の簡便さを優先する釣りではスナップが向いていると言えるでしょう。
逆に言えば、脱着の手間が苦にならないようでしたら、全ての釣りでスプリットリングを使ってもらっても構いません。
私は基本的にスプリットリングを用いて上記の釣りを行っています。
スプリットリングが向いている釣り
- ジギング
- プラッキング
ジギングやプラッキングなどの大型の魚がかかる可能性があるルアーフィッシングでは横方向からの力に強いスプリットリングの出番です。
何より、人間の手で開けられるようなスナップでは、大型魚とのファイトに不安がつきまといます。
大型魚が暴れた際には針まで伸ばされることもあります。
スプリットリングならば、リングを伸ばされる可能性を少しでも下げることができるでしょう。
さらに強度を上げるためにあえて楕円形にしたスプリットリングもあります。
まとめ
ほとんど全てのルアーフィッシングはスプリットリングで問題ありません。
脱着を優先する場合にのみスナップを使ってください。
では、また!!