こんにちは、釣りケン(turiken753)です!
皆さんノットは自分で組まれていますか?
今回はショアジギングなどで避けては通れないノットシステムについて書いていきたいと思います。
ノットとは
ショアジギングなどPEラインを道糸に使用する釣りで避けて通れないのがノットです。
PEラインは直線的な引っ張り強度は強いのですが、素材の性質上擦れに弱く先端1〜2ヒロ(船釣りなどではもっと長く)はフロロカーボンなどのショックリーダーをつけることが一般的です。
道糸とショックリーダーを結ぶ結び方がノットです。
ノットには様々な結束方法がありますが、ショアジギングをはじめとするソルトルアーフィッシングで最もポピュラーなのはFGノットでしょう。
FGノット
PEラインとショックリーダーを結ぶノットとして最もポピュラーなノットであり、結束強度に定評があります。
結束強度80%以上という計測結果もあるほどです(引用:ジギング魂)。
結束強度ではPRノットなど上には上がいますが、結び目が小さい(ガイドに引っかかりにくく糸抜けがいい)ノットとして、愛用されているノットです。
結び方についてはクレハ SEAGUARのHPが分かりやすいので参照してください。
結び方
PEラインを口でくわえるか、リールハンドルに結ぶなどして、ラインが少し張った状態を作り、その上にリーダーをクロスさせる。
リーダーを奥側からPEに巻き付ける。
リーダーを張り、図のような状態になっていることを確認する。
同じ要領で、今度はリーダーを手前側からPEに巻き付ける。
リーダーを張り、リーダーにPEが編みつけられていることを確認する。
※リーダーをPEにくぐらせる際、結び目を指で軽く押さえておくと作業しやすい。
STEP2〜4の作業を1セットとし、これを10〜15セット程行う。
※編み込むごとにリーダーを引っ張り、綺麗に編まれているのを確認する。
PEの端線を、リーダー端線とPE本線に対し、1回ハーフヒッチを行ったあと、PE本線とリーダー本線をゆっくり引っ張り締め込む。
※PE編み込み部分が固くなり、少し色が濃くなるまで。
さらにハーフヒッチを5回前後行い、最後に2回通しのハーフヒッチ(エンドノット)を1〜2回行う。余ったリーダーとPEをカットして完成。
その他にも様々な結び方が掲載されており一読の価値がありますので、釣りをはじめて間もない方は一度読まれてみると良いと思います。
私の失敗談
FGノット自体は素晴らしいノットなのですが、ショアジギングを始めたうちはノットもうまく組めず
❌ 根がかりで軽く引っぱっただけノットが抜ける
❌ ひどいときにはルアーを投げただけでノットがすっぽ抜ける
などして、数々のルアーたちを失ってきました。
お財布にも良くないですし、何より環境に良くありません。
しっかり結ぼうと工夫しましたがあまり状況は改善せず、思いっきりルアーを投げれなくなる、高いルアーは投げなくなるなど悪循環に陥っていました。
遂に自分のノットが信頼できなくなり、なんとかならないものかと行き着いた結果がノットアシストでした。
ノットアシスト
様々なメーカーから色々なノットアシストが販売されていますが、私が使用しているは第一精工のノットアシスト2.0です。
下の写真のようにアームにラインを引っ掛けて、張ったまま保持し、ノットを組みやすくしてくれるアイテムです。
自分の手でノットを結ぶとラインの保持がうまくいかず、ノットが緩む原因になっていましたが、この製品はしっかりとラインを引っ張りながら保持し、緩みを生じさせません。
屋外で風がある中ノットを組み直す際には、自力だとなかなかうまくいきませんが、ノットアシストがあればしっかりと素早くノットを組み直すことができます。
実売価格 3000 円台ですが、ノットアシストを購入してからルアーを失う回数が確実に減ったので、購入資金は余裕で回収できていると思います。
なおかつ、自信を持ってルアーを遠投できるようになったので、爽快感も増しましたし、飛距離も伸びて魚が釣れる回数も多くなりました。
使用方法
ここからはノットアシスト2.0の使用方法を紹介していきます。
第一精工さんのホームページでもご覧になれます。
複雑そうに見えますが、慣れてしまえば簡単で、工程も自然と覚えられてしまいます。
まずは釣行前に自宅等で何度か練習してみてください。
慣れれば屋外でも5分程度でできるようになります。
まとめ
ノットはショアジギングをやる上で避けては通れません。
自分のノットに自信が持てなくなった場合や最初からルアーを失いたくない場合には、ノットアシストの導入もご検討ください。