後輩と出発
こんにちは、釣りケン(turiken753)です!
今回は八幡浜市の某堤防に行ってきました。
2021年5月22日。
天候曇り、若潮。
今回は後輩2人との釣行でした。
よく釣りに連れて行ってもらっている後輩で、私の釣りの師匠でもあります。
しかし、カゴ釣りは未経験でこれから始めてみたいということでしたので、その日の釣りは釣具屋さんで後輩たちのタックルを選ぶところからスタートしました。
タックル購入
「磯竿の4号、5m付近がおすすめ」と後輩に伝えたところ、予算10000〜15000円の範囲内で店員さんの勧めもあり「alpha tackle MULTI CASTER HI 4-540遠投」という竿を購入することになりました。
alpha tackleさんは釣りをしている人は聞いたことある名前かもしれませんが、株式会社エイテックが展開している総合釣具ブランドです。
竿やリール、タモ網などの餌釣り・ルアー釣りアイテムを豊富にリリースされています。
リールはまずはジギング用の汎用スピニングリールでカゴ釣りを試してみたいということでしたので、店員さんにPE2号を巻いてもらいました。
糸巻きの間にしもり玉やウキ止めなどの小物をセレクトし、糸巻き終了とともにいざ出発です。
行きの車の中では現在の学校のことや部活のことなど話に花を咲かせ、あっという間に堤防へと到着しました。
気の合う仲間との釣りは移動時間も楽しいものですね。
このような釣り仲間は大事にしたいものです。
餌の準備
購入したオキアミを海水で解凍し、ザルで水気をきり、餌用のバケツに入れて集魚剤を混ぜていきます。
そして後輩の竿のセッティングと合わせて、自分の竿もセットしていきます。
いざ仕掛け投入
後輩に教えている間に自分の竿が組み上がってしまったので、先に仕掛けを投入して魚を寄せておくことにしました。
そして後輩の竿のセッティングも同時に仕上げていきます。
後輩の竿の糸を引き出してウキ止めの位置を決めていると、突然「ガガッ」とものが動く音がしました。
自分の竿に目をやりましたが異変はなく、後輩のカゴが地面にスレた音だろうと考え、竿のセッティングを続けました。
後輩に教えながらウキ止めを結びます。
「道糸がPEやからしっかり湿らせて、ずれないように結ぶんやでー。」などと言っていると
「ガタッ!」
大きな音がして私の竿たてが倒れました。
竿も半分海に落ちかかっています。
「やばい」。
慌てて自分の竿の下に駆けつけ、間一髪救出。
竿は竿立てにかろうじて引っ掛かり落ちていない状態でした‥。
合わせを入れたところ、ずっしりとした重い感触と深場へと逃げるようなコツコツとした当たりを感じました。
重みと当たり方から鯛だと確信しました。
真鯛の場合、体高があり引きも強いのでリールを巻くのも大変です。
リールの巻きがとても重く感じ、体力に自信がある私でも息が上がります。
なんとか巻き続け寄せてくると、
43 cm、1.5 kgの真鯛でした。
餌が効き始める前の開始2投目の1匹に驚きました。
連日、釣り人が餌をまいてくれているのかもしれません。
それと同時に、自分の竿から離れる時は竿が海に落ちないように工夫するか、ウキから目を離してはならないと再認識しました。
ここでは初めてのオオモンハタ
その後、鯛の興奮冷めやらぬ中、後輩の竿のセットも終わり3人で釣行を続けます。
真鯛が釣れて、その10分後。
後輩のウキが沈みました。
たまたま後輩は買い出しに行きいなかったため、私が代わりに合わせを入れます。
すると、かなり重い。
しかも地面に張り付いて動かない感じが。
「これはもしや根がかりでは、、、」
一瞬そう思いましたが、根がかりでウキは沈んだりしませんし、何かがおかしいと感じました。
そうこうしていると、軽くなって根から外れた感触がありました。
巻いてくると、
20 cm弱と小ぶりながらもオオモンハタが釣れました。
この堤防ではハタ系は釣れたことがなかったので新鮮な体験でした。
つらい時間帯に
その後は段々と向かい風が強まり、潮も湾内に戻ってくるようになってしました。
せっかく遠投してもウキが戻ってくるような状況で、また向かい風のために遠投もままならない状況になっていきました。
釣り人としてはつらい時間帯です。
しかし、ここで諦めてはいけません。
カゴ釣りは近くでも釣れる可能性がありますし、時間を気にする釣りでもないので待っていれば風や潮の状況が改善する可能性があるからです。
しばらく向かい風の中投げ続け、道具の整理などをしていると、
ふと沖に目をやると私のウキがないではありませんか。
慌てて竿を握り、合わせを入れました。
すると、真鯛ほどではないものの確かに魚の感触が伝わってきます。
慎重にリールを巻いて寄せてくると、海面に黒っぽい魚影が見え
グレが釣れました。
今まで釣ったグレの中ではかなり大きい方で、嬉しい限りでした。
その後も当たりを信じて向かい風の中投げ続けます。
餌はほぼ毎回とられており、餌取りか本命かはわかりませんが何かはいるようです。
何度か続けていると、私のウキがまた沈みました。
これまた慌てて合わせを入れると
「スカッ」
すっぽ抜けました。
合わせが少し早かったようです。
その後すぐに同じ場所に仕掛けを投入すると、またウキが沈みました。
今度こそと竿を握ります。
しかし合わせを入れようとした瞬間、ポコッとウキがまた顔を出しました。
どうやら小魚が付けエビをつついていたようです。
その後は魚の当たりはなく、昼が近づくにつれて、向かい風がさらに強まり、潮も一向に変わらないため納竿としました。
釣果
今回の釣果は真鯛1、グレ1でした。
後輩は2人でグレやオオモンハタ、アジ、ベラ、メバルを釣っていました。
(ベラ、メバルは小さかったためリリース。)
真鯛の引きはずっしりと重い感じがあり、リールを巻くのも一苦労で、釣り上げた時の喜びは何物にも変えがたいものがあります。
皆さんも是非カゴ釣りで真鯛を狙ってみてください。