こんにちは、釣りケン(turiken753)です!
春の魚と書いて鰆(サワラ)。
陸っぱりからも釣れる高級魚として、その引き、食味から大人気の魚ですよね!
今回はその釣り方について解説していきたいと思います。
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鰆(サワラ)とは
鰆(サワラ)とはスズキ目・サバ科に属する細長い体の大型肉食魚です。
出世魚でもあり、その成長とともにサゴシ(40-50cm)、ナギ(50-60cm)、サワラ(60cm以上)と呼び名が変わります(地域によって呼び方や大きさの定義はまちまちです)。
サゴシ「狭腰」、サワラ「狭腹」の名前通りの細長い体と鋭い牙が特徴的で、大きなものでは全長115cm・体重12kgの記録があるそうです。
北海道南部から東シナ海にかけて釣ることができ、日本全国の釣り人を魅了するフィッシュイーターです。
味も絶品で、刺身や西京焼き、唐揚げなどで食べると最高です。
私、個人的には、皮を残したまま刺身にしておき、皮をバーナーで炙って食べるのが好みです。
サワラ釣りの仕掛け
陸っぱりからのサワラ釣りはミノーやジグで狙うのが一般的です。
仕掛け全体像
各仕掛けの説明
次にそれぞれの仕掛けと注意すべき点について説明をしていきます。
ショアジギングロッド
ショアジギングロッドはサワラのパワーに引き負けないために少し硬めの竿を選びましょう。
MHまたはHのロッドを選ぶようにしてください。
サワラは細長く、タモに入り切らない場合がありますので、最悪引き抜いて釣り上げることを考えて、迷った際は硬めの竿を選んでおけば安心だと思います。
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リール
リールはサワラ釣りに限らず、ショアジギングにおいて最も重要な部分といっても過言ではありません。
サワラの強烈な突っ込みに耐えられるドラグ力を有する大型スピニングリールを選んでください。
6000-8000番あたりを選ぶと良いと思います。
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道糸
道糸にはPEラインの2-3号を選んでください。
3号の方が太く、多少強引なやり取りができますが、サワラ釣りで使うルアーはそこまで重くなく、飛距離の方が重要になってくるので、細糸の2号の方がおすすめかもしれません。
私も2号でショアジギング全般をこなしています。
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リーダー
リーダーにはスレに強いフロロカーボンを選びましょう。
PEラインの号数に合わせて選んでいきます。
2-3号であれば、40lbで十分だと思います。
PEラインとフロロカーボンの結び方がわからない方はこちら↓
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ルアー
最後は皆さんが一番気になっているかもしれないサワラ釣りのルアーです。
まず前提としてサワラは歯が鋭く、ナイフのようになっています。
PEはもちろんのこと、フロロカーボンでさえ、その歯に触れれば簡単に切れてしまいます(間違っても釣れたサワラの歯に手を持っていかないこと!!)。
なので、極力ルアーのお尻に喰いつかせて、糸との距離をキープしたまま釣り上げてくるのが理想です。
加えて、サワラの捕食ミスによって釣り糸と歯が接触することも、なるべくなら避けたいところです。
そのため、ジグをシャクって動かす「縦の釣り」よりも、ジグを早巻きで回収したり、ミノーを水面直下に引いてきたりする「横の釣り」の方がサワラ釣りには適しています。
ミノー
ミノーでは私はジャクソンのピンテールサゴシチューンを愛用しています。
ただ巻きで規則的なウォブリングアクションをし、時折不意に見せる平打ちがサワラのスイッチを入れてくれます。
私がサワラを狙うときに一番に投げるエース級ルアーです。
貫通ワイヤーが採用されており、万一の時にも安心の設計です。
20gと28gのサイズがありますが、28gの方がよく飛ぶのでおすすめです。
カラーはSDG(シルバーダストグロー)とSGE(サゴシノエサ)が気に入っています。
姉妹品でピンテールサワラチューンも発売されています。
バイブレーション
バイオブレーションも「横の釣り」という上でサワラ狙いには欠かせないルアーです。
私のおすすめはジャッカルのビッグバッカーで、中でも超サゴシスパークが気に入っています。
青物にも実績があるルアーですので、是非使ってみてください。
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ジグ
ジグではサワラを後ろから喰いつかせる都合上、リアフックのついているものを選びましょう。
もし付いていないジグであれば、自分で取り付けてもOKです。
私の場合、ジグではサワラを狙って釣るというよりも、ハマチなどの青物を狙っている際にたまたま混じって釣れたという感覚です。
過去にはジグパラの2トーンカラーやピンクイワシで釣れた実績があります。
他にもサワラ専用設計のジグも多数販売されていますので、試してみてはいかがでしょうか。
リアフックはブレードが付いているものが横の釣りでのアピールに有効です。
ワイヤーリーダー、ワイヤーアシストフック
番外編にはなりますが、前述のようにサワラは歯が鋭く、リーダーやジグのフロントフックが切られてしまうことが多々あります。
通称サワラカッターなどと呼ばれ、釣り人に恐れられています。
わざわざサワラを狙うのに対策をしないのは、ルアーもサワラも失って良いことなしですね。
そこで、ワイヤーリーダーやワイヤーアシストフックが役に立ちます。
ただし、ワイヤーリーダーの場合はラインに金属が組み込まれる分、ルアーの動きが悪くなることもありますので、メリット、デメリットをよく考えて用いると良いと思います。
釣り方
サワラが釣れている情報を入手したり、サワラの実績がある場所で釣りを開始したりしましょう。
サワラは朝まずめに、ジャンプしながら餌を捕食することが多いですので、釣り始めたらサワラが跳ねていないか注意しながら観察しましょう。
サワラが跳ねている場合は、その付近を目掛けてルアーを投入し、すぐに早巻きで回収したり、少し沈めてから回収したりしてアピールしてみてください。
活性が高い場合は大体これだけで釣れてしまいます。
サワラが跳ねていないなど、見える範囲にいない場合は、ルアーをできる限り遠投して広範囲を探ってみてください。
ジグでサワラと同時に青物を狙ってみるのも良いかもしれません。
サワラがかかった時の対処法
いよいよサワラがかかった時の対処法です。
ラインのテンションを緩めると、ラインがたるみ、サワラの歯とラインが接触するリスクが増えますので、なるべくラインのテンションを緩めずに、竿のパワーやリールのドラグを使って引き寄せてください。
そして、サワラは口が柔らかく、口切れも起こしやすいのも難点です。
あまり強引にやり取りすると口が切れてフックアウトします。
よって、サワラがかかったときは、必要最低限のラインテンションで糸をしっかりと張り、なおかつゆっくりと巻いてきて、サワラの口にかかる負担を軽減しつつ、沖の方でサワラを疲れさせて手前で暴れさせないのがコツです。
これによりラインが歯で切られるリスクと、サワラの口が切れるリスクを低減することができます。
(隣のアングラーが近い場合にはあまりにもゆっくりやりすぎるとオマツリのリスクが上がります。臨機応変に対応しましょう。)
そして、手前までサワラを寄せた後はさっとタモで掬いましょう。
サワラは全長が長く、タモが入りにくいこともあるかもしれませんので、そのような場合はギャフが有用かもしれません。
まとめ
鰆(サワラ)は食味もよく、なおかつ釣りのターゲットとして引きも、そのスリリングさも楽しめる魚です。
出会えること自体が難しいかもしれませんが、それゆえ釣り上げることができたときの喜びもひとしおです。
是非サワラを狙って釣り上げてみてください
では、また!
ロッド:シマノ コルトスナイパーSS S100H
リール:シマノ ストラディックSW 8000HG
ライン:よつあみ X-Braid スーパージグマン X8 300m 2号
ショックリーダー:モーリス VARIVAS ショックリーダーフロロカーボン 12号/40lb
ロッド:MC works’ RASING BULL 100XR-1
リール:シマノ ツインパワーSW 8000HG
ライン:よつあみ X-Braid スーパージグマン X8 300m 2号
ショックリーダー:モーリス VARIVAS ショックリーダーフロロカーボン 12号/40lb