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20 ストラディックSWインプレ 【意外と良い!普段使いのハイコスパリール】

こんにちは、釣りケン(turiken753)です!

今回はスフェロスSW、ストラディックSW、ツインパワーSWを所有する私が、2年間使って分かった20 ストラディックSWのインプレをしていきたいと思います。

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20 ストラディックSWとは

20 ストラディックSWは2020年から発売されているシマノのスピニングリールで、4000番から14000番までラインナップされており、ライトショアジギングからオフショアジギング・キャスティングまでこなすことが出来るハイパワーリールです。

上位機種のステラSWやツインパワーSWの機構を一部搭載しつつ、2万円台の価格を実現させたハイコストパフォーマンス機で、発売以来多くのアングラーの人気を集めてきました。

出典:シマノ

 

私はショアジギングを本格的に始めてから約3年が経った時に、不調を来した先代の14 スフェロスSWから乗り換える形で、「20 ストラディックSW 8000HG」を購入しました。

 

スペック

ソルトを攻め抜く超実践型リールに待望の14000XGが追加。

インフィニティドライブ搭載による軽やかかつ力強い巻き上げに加え、IPX8相当(※)の防水性能を誇る防水構造Xプロテクト、Xシールドがボディやラインローラー部への水の侵入をシャットアウト。上位機種と遜色のないパワーとタフネスを装備してソルトシーンを攻め抜いてきたストラディックSWに、さらなる新たな番手が加わった。新登場の14000XGは、高まりを見せるオフショアキャスティングシーンに向けてシマノが放つ超実戦的モデル。シリーズ最大のラインキャパシティ、巻き取り速度をさらに高めたエキストラハイギアなど、すべてはアグレッシブなキャスティングゲームを念頭に開発。新機種の登場でいっそう充実したストラディックSWがSWゲームにさらなる旋風を巻き起こす。 ※ボディ部。4000HG、4000XGを除く。

シマノ

  8000HGのスペック

  • ギア比:5.6
  • 実用ドラグ力(kg):9.0
  • 最大ドラグ力(kg):13.0
  • 自重(g):645
  • 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):107
  • ハンドル長(mm):75
  • スプール寸法(径/ストローク)(mm):61/22
  • 糸巻量:ナイロン(lb-m) 5-275、6-230、8-160 / PE(号-m) 3-410、4-300、5-250
  • ベアリング数(BB/ローラー):6/1

 

  私が元々使っていたのはストラディックSWの一つ下位の機種の14 スフェロスSWでしたが、2021年にリニューアルされましたので「21スフェロスSW」と比較してみます。

21 スフェロスSWとの比較
  • 「マイクロモジュールギアⅡ」(4000HG、4000XGのみ):ギアの歯、ひとつひとつの歯面から設計を見直し、理想的な歯形状を追求。音鳴りの低減、滑らかなギアフィーリングの向上も達成。
  • 「Xタフドラグ」(14000XGのみ)各ワッシャを金属とカーボンのみで構成し、スプールを上下両方向から支持。耐熱性・耐久性の向上により「スムーズで安定したドラグ性能」に磨きが掛かった。
  • 「Gフリーボディ」(4000HG、4000XGのみ):スプールを前後運動させるための摺動機能部品をリール本体上部に配置し、リール全体の重心を手元に近づけることに成功。ロッドとの一体感が向上し、キャストによる疲労の低減、ロッド操作性の向上につながる。
  • 「ロングストロークスプール」(4000HG、4000XGのみ):キャスト性能を向上させ、今までルアーが届かなかったポイントへのアプローチを可能に。
  • 「ワンピースベール」:まったく継ぎ目のない一体成型のベール。見た目に美しく、トラブルレスを実現。
  • 最大ドラグ力、実用ドラグ力(8000HG:13 kg、9 kg ⇆ 13 kg、5 kg)
  • ベアリング数(6個 ⇆ 4個)
  • 自重(8000HG:645 g ⇆ 665 g)

 

まず持ってみて分かったのは、その軽さ

先代の14 スフェロスSWが750 gと重かったのもありますが、20 ストラディックSWは645 gと軽量化に成功。

釣行中しゃくり続けるジギングにとって、リールの軽さは忘れてはいけないポイントの一つです。

また、4000HG、4000XGには「Gフリーボディ」が搭載され、リールの重心が手元に近づいたことで、実際の重量差以上の軽さが実感されています。

 

次に実際に使ってみて、分かったのは巻きの滑らかさ

出典:シマノ

上位機種のステラSWやツインパワーSWにも搭載されている 「HAGANEギア」「インフィニティドライブ」によって、ハマチであっても40cm程度のヤズクラスであれば、ゴミでも引っかかったのかと思うくらい全く抵抗なく、こちらが完全に主導権を握った状態で巻き上げることができました。

今までにない体験でしたので、衝撃を受けました!

中級価格のリールにも、上位機種の機構が用いられるようになって、釣行中の更なるフィーリングの向上が図られています。

 

ローター素材は樹脂製

上位機種は金属製ですが、そこは価格帯の違いということでご容赦を。

しかし、樹脂製だからといって剛性に問題があるかというと、ショアジギングをしている限りでは、特に問題を感じることはありませんでした。

70cmのハマチや80cmのメタボブリなどを釣り上げてきましたが、寄せてくるときにボディが歪んで巻けなくなることもなく、スムーズに魚を寄せてくることができました。

しかし、これが水深100 mを超える深場で200 g超えのジグをしゃくったり、魚をかけて寄せてきたりとなると話は別かもしれません。

あくまでショアジギングに限って、ストラディックSWの剛性は問題なかったという話です。

オフショアジギングのような高負荷が断続的にかかる場面では、ツインパワーSWやステラSWのような剛性の高いリールの方が安心ですし、何より巻き取りのスムーズさが違います。

私は何度もオフショアジギングをしていますが、ツインパワーSWと下位のスピニングリールでは、巻き取りの楽さが全くと言って良いほど違います。

一日に何度もジグの投入、巻き取りを繰り返すことになるので、オフショアジギングではそれなりのリールを装備していくと、釣行の楽さが変わり、釣りに集中できると思います。

 

ライントラブルはほとんどといってありません。

雨が降る中や、強風の中も釣行を重ねてきましたが、しっかりと巻き始めにテンションをかけてやる、無駄な糸ふけを出さないといった基本的なことを心がければ、ライントラブルはほとんど起きないと言って良いでしょう。

出典:シマノ

ラインローラー部にも「Xプロテクト」が施され、ラインの動きがスムーズなのも一因かもしれません。

 

余談

私の中では、

  • 21 ツインパワーSW:オフショアジギングのスピニングリール、大物狙いの高負荷時、できる限り傷つけたくない
  • 14 スフェロスSW:ショアジギングでの普段使い、多少傷がついても構わないのでガンガン使っていく

というような使い分けをしていました。

 

なので、必然14 スフェロスSWが不調を来して、買い換えるときにガンガン使える普段使い用のリールを探していたわけです。

21 スフェロスSWも発売されており、どちらでもよかったのですが、ステップアップとして、20 ストラディックSWを購入させていただきました。

何より本体の色使いなどが格好良かったのもあります。

 

ガンガン使う上で、多少なりとも傷がついてしまうのは致し方ないのですが、少しでも傷をつけたくないということで、ゴメクサスのリールスタンドを導入しました。

これで、釣行時も機にすることなく、タックルを地面に直置きできます。

ゴメクサスは中国のメーカーですが、今のところ問題なく、さまざまなリールにも装着可能ですので、まだの方は試してみてください。

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まとめ

2020年発売のシマノのジギングリール、ストラディックSW

実売価格30000円を切るにも関わらず上位機種に迫る機構を搭載している素晴らしいリールです。

上位機種にはツインパワーSW、ステラSWがありますが、ショアジギングではこれで十分じゃないかと思わせるくらいの滑らかな巻き心地と剛性を実現しています。

 

入門機や中級機としてガンガン使える性能を秘めていますので、まだお手にされていない方は是非使って感動を味わってみてください。

 

釣りケンタックル 1
ロッド:シマノ コルトスナイパーSS S100H
リール:シマノ ストラディックSW 8000HG
ライン:よつあみ X-Braid スーパージグマン X8 300m 2号
ショックリーダー:モーリス VARIVAS ショックリーダーフロロカーボン 12号/40lb
釣りケンタックル 2
ロッド:MC works’ RASING BULL 100XR-1
リール:シマノ ツインパワーSW 8000HG
ライン:よつあみ X-Braid スーパージグマン X8 300m 2号
ショックリーダー:モーリス VARIVAS ショックリーダーフロロカーボン 12号/40lb
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釣りを始めて3年が経ちましたので、今までの喜びやつまづきをリアルな体験談として少しづつ綴っていこうと思います。 情報を交換したり、釣りに関する悩みを相談しあえるような場を目指しております。どうか皆様のお力をお貸しください。

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